東京ユビキタス計画

東京都などの主導で行われている,「東京ユビキタス計画」。
現在,ユビキタス・コミュニケータという,
情報端末を使った実証実験が,
銀座にて行われている。

こんなの。


通勤駅にポスターがあったので,
すぐ参加してみました。


●概要
ユビキタス・コミュニケータの使い勝手の実証実験
対象地域は銀座一丁目から,八丁目までの銀座通りと晴海通りチョコっと
誰でも参加可能
3月10日まで


ユビキタス・コミュニケータの機能
・無線ICタグをピピっと読み込める
・赤外線による情報をいつでも取得する
・無線による情報をいつでも取得する


情報を取得した後,音声,動画,文字情報にて


・店舗が印された地図を表示する(30店舗くらい)
・店舗の詳細情報を表示する
・店舗までのルートナビゲーションをしてくれる
などなど


ユビキタス・コミュニケータの使い勝手
1. いつでも赤外線情報と無線情報を拾ってしまう
   別の情報を見ていても,「チロリン」と受信してしまい,
   何を見ていたのかわかんなくなっちゃう。


2. ICタグが読み取りにくい
   3回に1回くらいしか読めなかった。JRのSuicaと比べるとダメダメ。


3. ルートナビゲーションが粗い
   位置情報は基本的には15m程度毎に更新される。しかし,場所によっては
   50m以上更新がない場所もあった(千疋屋付近など)。
   目的地を50mも通り過ぎてから「戻ってください」では,お話にならない。


4. 協力している店舗の人の関心が薄い
   結構,画期的な取り組みなずなのにもったいない。
   日産ギャラリーのお姉さんは食いつきが良かったけれど。


5. 入手できる情報が薄い
   ちょっと致命的。松屋なんかは,各フロアにある店舗の情報だけだった。
   もっとキャンペーンとか,特集とか,セール情報みたいな
   Liveな情報でないと興味が持てない。
   あるいは,口コミ的なもの。


以上,文句ばっかり。


今後に期待ですね。
3,4,5は実際に導入されて,設置されるICタグの数なんかが増えていけば
自然と解決しそうです。